第11話  「神戸・愛の暴走」





ブルース(又野誠治)の妻・泉が撃たれ、東都病院に運ばれた。手術は成功したが、撃たれた弾は心臓の近くに到達し、危篤状態が続いていた。犯人は手配中の宝石強盗、片倉である事が判明。しかしそれを聞いた瞬間から、ブルースは仲間の元から姿を消してしまった。

翌朝、篁係長(奈良岡朋子)の元に届けられた荷物の中には、ブルースの警察手帳や手錠が入っていた。そして前日に親戚に電話をし、子供を宜しく頼むと連絡してきた事が判った。

ブルースと片倉の接点は、5年前の銀行強盗事件にあった。非番でたまたま片倉が押し入った銀行にいたブルースは、片倉を取り押さえようともみ合い、片倉が持っていた拳銃を暴発させた。その暴発させた拳銃の先に片倉の恋人・野口京子がいて、射殺されてしまったのだ。

一方行方不明のブルースは、宝石強盗のあった城南署に現われ、銀行強盗事件の詳細を聞いていった。そしてその足で片倉の仲間・桂木を発見し、神戸に宝石ブローカーの榊原という者がいる事を聞き出していた。ブルースの足取りを追って一係の刑事たちは神戸に急行。榊原の居所を確認し尋ねてみると、そこには瀕死の状態の榊原の姿があった。そしてドック(神田正輝)は、そこから逃げていくブルースの姿を発見した。

強盗の共犯・戸ヶ崎が神戸市内のホテルに潜伏を確認した。しかしオサム(寺尾 聡)はブルースよりも早く片倉を逮捕するために、戸ヶ崎を泳がせる事にした。ところが戸ヶ崎は途中、スピード違反検問に引っ掛かり、スピードを上げてポートアイランド方面に姿を消してしまう。

ポートアイランドで発見された戸ヶ崎の車のトランクから、戸ヶ崎の射殺体が発見された。ポートアイランドの捜索が進む中、片倉が密航すると思われる船が判明した。そして遂に片倉を発見。しかしそこには狂犬と化し、片倉に拳銃を突き付けるブルースの姿があった。