第 5 話  「長さんの長い午後」





休暇の日、マミー(長谷直美)は買い物帰りに母親と立ち寄った喫茶店で、不審なバックを持っている男に職務質問をした。そしてそれがライフルと分かり取り上げようともみ合っているところ、待ち合わせていた仲間が到着、マミーに拳銃を向けた。そして撃たれたマミーは、その場に倒れこんだ。

逃走しようとする犯人達であったが、たまたま下を通りかかった警察官が駆けつけたため、男は再び喫茶店内に戻り、撃たれたマミーら店内にいたお客を人質にとってバリケードを張って立てこもった。

男たちは銀行強盗をする予定だったようだが、計画以外の犯行になったため動揺していた。それでも3,000万円の現金を要求して人質を一向に解放しようとはしなかった。そんな中、マミーの命を気遣う仲間たち。そしてマイコン(石原良純)は、自分がマミーの身代わりとなって人質になると言い出す。篁 係長(奈良岡朋子)はそんなマイコンの意志を制止し、変わりに野崎刑事(下川辰平)に身代わりになるよう指示をした。

野崎刑事は自ら犯人を説得し、身代わりとなって喫茶店の中に入っていった。無事、マミーは開放されたものの野崎刑事が囚われの身となり、外では突入するかしないかで刑事たちの意見は対立していた。また本庁は犯人の要求には応じず、金は用意しないと決定し、すべての責任を篁 係長に押し付けてきた。

一方、身代わりになって一時間が経過し、野崎刑事は行動を開始した。極限状態のなで友情を作る、それが野崎刑事の作戦だった。部屋の椅子を整え、マスターにスパゲティーを作らせて腹ごしらえをした後、みんなで身の上話を開始し、暖かいココアを振る舞った。

ろう城から6時間。野崎刑事が突入する際に言い放った3時間のタイムリミットが経過した。そして突入してきた外の刑事達の前には、野崎刑事に支えられた犯人の姿があった。