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時は流れ、藤堂係長も新しい任務を得て七曲署を去った。そして一係は新係長に篁 朝子(奈良岡朋子)が着任、新たなメンバーベテラン刑事の喜多 収に加え、篁を補佐すべく警察学校教官の道を歩んでいた野崎太郎が再び一係に復帰、刑事たちは今日も戦い続けていた。 ある朝 篁 係長は、毎日お茶を入れてくれるのがマミー(長谷 直美)だけな事に疑問を投げかけた。篁 係長にあわせるようにDJ(西山浩二)は、開口一番お茶入れ当番制を提案。内心はいやいやながらも賛同を求める篁 係長の言葉に、他の刑事たちも賛成した。そんな和やかな朝に水を差すように事件は発生した。 拳銃を持った男が、発砲しながらスーパーの売上金を強奪し逃走した。そして翌朝、その強盗犯人・笹木が死体で発見された。腹部を拳銃で一発撃たれたあと両手を建物で縛られ、出血多量が原因で死んだ。死亡推定時刻は夕方の6時頃、逆算して30分から1時間前が撃たれた時刻と判断できるが、事件発生時刻が確定できないその計算された手口といい、生かしながらジワジワと殺していく手口といい、犯人は非常に残虐な性格の持ち主ではないかと推測された。死体のあった現場には盗んだ現金と拳銃は残されていなかった。一係では、強盗事件と殺人事件の両方の線で捜査を開始した。 強盗事件自体は、スムーズに売上金を強奪している手口から、会社の内情に詳しいものの犯行と推測され、ドック(神田正輝)とDJはそのスーパーの本社を訪れた。ドック達の応対に出たのは、そのスーパーの女社長・桐子であった。ドックは社長が女である事にも驚いたが、警察の要求しようとする行動を先読みして対応する桐子の態度に疑問を抱いた。しかし当の桐子のアリバイは完璧だった。5時に会社を出て6時にパーティーに出席、通常は30分も掛からないルートであるが、桐子が主張する国道1号線ルートで走ると夕方の渋滞で確かに一時間は掛かる。5時に会社を出て殺人を犯し、その足でパーティーに向かうのは到底考えられないのである。しかしドックは諦めず走るコースを替え、何度もその時間の壁に挑戦した。 その矢先、犯行現場の近くの河川でビニールコートが発見、そのコートから笹木の血液が検出された。ドックの調べで、桐子のスーパーで13日にビニールコートが万引きされている事が分かった。さらにその日、社長の桐子が現場視察に来ていた事も。ドックは桐子に対する疑惑をますます強める。そしてついに時間の壁を破り、桐子のアリバイが完全でない所まで追いつめた。 一係の捜査会議では、ドックの考える桐子犯人説に、DJは反対の意見を出した。DJはその殺人の残虐な手口から、女の犯行はありえないと主張。しかし篁 係長はそのDJの意見に対し、 「殺人に男も女も関係ない。犯人は一人の犯人でしかない。」 と、性別での思い込みを打ち消させた。そして一係全員で桐子犯人説で捜査が開始された。 |