第670話    「ドック潜入!泥棒株式会社」





七曲署管内で発生した強盗殺人事件。株の投資用に用意していた500万円が盗まれていた事から、500万円の現金がある事を知っているものと思われる、浅草に事務所がある損害保険代理店がクローズアップされた。

浅草署を尋ねた井川(地井武男)とデューク(金田賢一)は、詳しいことを浅草署の大友刑事に尋ねた。大友刑事いわく、浅草署ではその会社の事を通称、泥棒株式会社と呼んでいた。その会社に対して管内で11件の窃盗事件の犯行の疑いが係っていながら、証拠を残さないため今まで逮捕出来ずにいた。

ドック(神田正輝)は泥棒株式会社の社長・木崎が、以前別の事件で関わった平山源治の元弟子であったことから、藤堂係長(故 石原裕次郎)に一週間の休暇をもらい、金庫破りの名人・平山源治を尋ね、木崎宛ての紹介状を書かせ、北條 昭の名を名乗りみごと泥棒株式会社に潜入した。始めはドックを疑っていた木崎たちであったが、ドックの金庫破りの腕を見込み、次の標的を証券会社の金庫破りにした。

この仕事が成功したら会社を締めて、別の地でまた別の会社を起こす事を考えていた木崎は、仲間の印刷会社を訪れ、新しい会社を作るための書類作成の手伝いを依頼する。その印刷会社の人間が木崎の会社を訪れたその時、ドックを見て驚く。その男は以前、公文書偽造でドックに逮捕された男だった。