|
ある日、藤堂(故 石原裕次郎)に送り主の名の無い郵便小包が届いた。その小包の中に入っていたスクラップブックを一枚、一枚めくる藤堂。そこには殉職していった10人の刑事達の写真の拡大コピーと新聞記事が張ってあった。そして向かいのビルから、一係内に凶弾が放たれた。急いで犯人を追うが逃げられてしまう。また藤堂に葬儀用の花束が届けられる。殉職した家族の藤堂への恨みか?。殉職刑事達の慰霊祭をまじか控え、本庁の浜野警視官は藤堂に極秘の捜査を指示。一係のスタッフは手分けして殉職刑事の遺族・関係者を尋ねる事にした。 次の日、藤堂が家を出ると玄関先に殉職したボギー刑事・春日部一(世良正則)の写真の拡大コピーが張ってあった。大阪の殉職したぼんぼん刑事・田口 良(宮内 淳)の実家を尋ねていた井川刑事(地井武男)は、藤堂の命令で広島のボギーの姉が勤めている店を尋ねた。ボギーの写真を見せられた姉は、その店に張っているものでは無いかと言う。店に張っているものにはボギーのサインが書かれており、井川の持っていた写真には、明らかにそれを消したあとがあった。店の従業員の目撃証言でモンタージュが作られることになった。ボギーの姉は写真のボギーにむかってつぶやいた。 「はじめ、あんたは死んでも刑事なんだね。」 熊本の殉職した石塚刑事(竜 雷太)の父親を尋ねていた山村刑事(露口 茂)は、東京に戻り、警察学校を尋ねた。久しぶりの野崎教官(下川辰平)との再会を果たし、学校でまかない婦を勤める殉職したジーパン刑事・柴田 純(故 松田 優作)の母・たきと会うが、たきの様子がおかしい。 殉職した殿下こと島刑事(小野寺 昭)の元恋人をマークしていたデューク(金田賢一)は、後を追ってくる男を捕らえたが、男は学校の同僚で、彼女が最近誰かに付きまとわられている事を知り、彼女を守るために後を付いてきたのだった。そしてモンタージュを見せると今まで付きまとっていたのが、そのモンタージュの男と一致した。 藤堂を内緒で護衛していたドック(神田正輝)とブルース(又野誠治)だが、今は山村の方が危険だと二人に言う。山村はまるで犯人をおびき出すように町を歩いていた。そして深夜のガード下、ライフルが山村に向けて発射された。ライフルは山村の心臓を当たるが、防弾チョッキを来ていた山村はすぐさま応戦、山村の拳銃は犯人の左肩を撃ちぬいた。逃げる犯人に応援を呼び、山村らは犯人を追ったが素手に逃走した後であった。 殉職した石塚刑事の元恋人は、素手に結婚をし幸せな生活をしていた。尋ねたブルースとマミー(長谷直美)は、飾られている石塚刑事の写真に目をやって話し込んでいた。その時銃弾が撃ち込まれる。 久しぶりに一係を訪れた野崎教官は、マイコン(石原良純)のコンピューターにあるモンタージュを見て犯人を特定した。警察学校出身で警察官になり、2年前に正義感が強すぎるあまり、過剰な犯人に対する暴力で懲戒免職になった西森という男であった。 殉職刑事達の慰霊祭が行われる前日、西森が行方をくらました。たきもいなくなり、たきの部屋から殉職した刑事達の新聞の切り抜きが見つかった。たきはいつも部屋に鍵を閉めず、警察学校の生徒達が自由に出入りしていたという。そして、西森は正義のために殉職していたった勇敢な刑事達を神とも思えるほどに慕っていた。その西森を強引に懲戒免職にしたのが、慰霊祭の主催者である浜野警視官である。 浜野警視官を西森は必ず狙う。たきは当日西森を止めようとしにくる。一係スタッフは慰霊祭会場に向かった。 |