第476話  「ラガー刑事登場」





妹の死を機に刑事を辞職したスニーカー(山下真司)は、沖縄に帰る前日、石塚刑事(竜 雷太)に一足の新品のスニーカーを差し出した。そろそろ履き替えようと用意していたものだが、出来れば自分の後任の刑事に使ってもらいたいと言う。スニーカー自信刑事になったきっかけは、チンピラとの喧嘩を止めには入ったボン(宮内 淳)に一足のスニーカーをプレゼントしてもらったことからだった。

翌日、一係の自分のロッカーにそのスニーカーをしまった石塚。そしてその日、後任の刑事が着任することが決まった。名前は竹本淳二(渡辺 徹)、城北署の署長が大抜擢で刑事にした若干22歳。そしてなんと彼の殉職した父親は、野崎刑事の元同僚であった。

そんな矢先、発砲による殺人事件が発生した。被害者は暴走族のサブリーダー。乗っているスポーツカーで街道を外車とカーチェイスを繰り広げたあげく、外車から飛び降りてきた相手の男に拳銃で射殺されたものらしい。犯人の顔をはっきり見たとの目撃証言も少なく、事件は困窮の装いもあった。

しかし直ぐに一人の男が自首をしてきた。男は森下 昇といい、暴力団・梶田組の準構成員である。石塚刑事らは直ぐに森下が誰かの身代わりで出頭しているものと見抜き、引続き目撃者探しを続けた。そして拳銃を発砲した犯人の運転する外車に女性が同乗していたことを突き止めた。

その頃、梶田組もその女性を探していた。そしてもう一人新犯人を探しているものがいた。七曲署一係に配属することが決まっている竹本淳二だ。竹本刑事は転勤前の非番で街を歩いていた、その日たまたま犯人の車と接触しそうになり、車に乗っていた真犯人・梶田組組長の息子、梶田俊夫を目撃していたのだった。

事件を報じるテレビを見ていた竹本刑事は、出頭した犯人の顔写真を見て、直ぐにその男が身代わりであることに気がついた。竹本刑事は匿名で真犯人が別にいることを一係に連絡、自らは梶田組に潜入、単独で捜査を開始したのだったが・・・。