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ボン(宮内 淳)の殉職から丸5日の日々が過ぎていったが、いぜん事件の手がかりが掴めず、倉田の行方はわからなかった。そして朋子も何も語ろうとしなかった。 ボンの殉職現場を訪れた石塚刑事(竜 雷太)とロッキー(木之元 亮)は、サングラスにジーンズ姿の男とすれ違った。ボンの花を変えようとしたロッキーは現場近くの水飲み場で覚醒剤の入っていた包みを発見、その包みからは倉田の指紋が検出された。 覚醒剤の線から倉田を所在を割り出そうと捜査を急ぐ刑事たち。倉田に覚醒剤を売った売人・平田の部屋に飛び込んでいった石塚刑事と島刑事(小野寺 昭)だが、そこには傷だらけの平田が横たわっていた。平田はサングラスにジーンズの男に殴られたのだと言う。ボンが殉職した現場で石塚刑事らがすれ違った男、その若者も倉田を追っていたのだ。 ボンが自らの命と引き換えに命を救い、病院に入院していた奥田朋子が病院を脱走した。そしてその時も、朋子の後を尾行するジーンズ姿の若者の姿があった。脱走した朋子が矢追公園で待っていたのは倉田だった。倉田が現れた時ジーンズ姿の男は倉田めがけて走り出したが、それに気付いた倉田は再び朋子に向けた拳銃を放つとそこから逃走、捜査の末そこへ駆けつけた石塚刑事らにジーンズ姿の男は取り押さえられた。男の名は五代 潤(山下 真司)、城南署の新米刑事であった。 五代刑事は刑事になる以前の放浪時代、街でチンピラに喧嘩売られているところを通りがかったボンに助けられたと言う。その時ボンは五代刑事のいたんだスニーカー靴を見て、新品のスニーカーを購入し五代に渡したというのだ。それに感動した五代刑事はそれからボンを尊敬し、自らも刑事になったのだった。 そしてその尊敬するボンの殉職を知り、仇を取ろうとボンを殺した倉田を捕らえるために単身、休暇を取って独自で捜査をしていたのだった。所轄違いとはいえその事情を知った藤堂係長(故 石原裕次郎)たちも、彼の行動に目を瞑ることにした。 倉田を匿っているは竜神会だった。それを知った時、五代刑事は七曲署捜査一係の藤堂係長に「竜神会に乗り込みます。」と電話を入れると単身竜神会本部に乗り込んでいった。五代刑事が危ない!。五代は竜神会本部に乗り込むとニセの情報をちらつかせ、倉田と会うところまでこぎつけていた。 しかしようやく倉田の姿を捉えた五代刑事にはいくつもの銃口が向けられていた。そこへ現われた七曲署の刑事たち。倉田はついに逮捕された。ボンを殺した倉田を逮捕したことで五代刑事の敵討ちも終わったのだ。 ボンの亡き後、欠員のまま続けていこうと言う若手の刑事たちの意見を尻目に、藤堂係長はまた厄介な新人刑事を拾うことに決めた。そう、五代 潤である。昔、ボンに買ってもらった思い出のスニーカーを履き、事実上ボンの後輩刑事となったスニーカー刑事が一係に誕生したのだった。 |
「太陽にほえろ!」新米刑事に付けられる"ジュン"の名前については、「第112話=テキサス刑事登場」・「第168話=ぼんぼん刑事登場」にも記載させて頂いたとおり。今回、山下真二演ずるスニーカー刑事は、番組に登場する5代目の"ジュン"となるわけです。すなわちスニーカー刑事の氏名・五代 潤は、5代目のジュンと言うところからネーミングされているわけです。 |