第122話    「信念にかけろ!」





石塚刑事(竜 雷太)が恋人・美智代とデート。テキサス(勝野 洋)や仲間たちに冷やかされ、足早に待ち合わせのレストランに到着すると、想いもよらず銃声が鳴り響いた。拳銃の音が鳴り響いた方向に目を向けると、向かいの派出所の警官が倒れていて、男が飛び出してきた。男を制止しようとする石塚刑事に男は拳銃を発射、暗闇に逃走した。

翌日、署長に呼ばれた石塚刑事は、犯人を取り逃がしたは”空の拳銃”のせいではないのかと叱咤される。石塚刑事は撃たれた警官の人命を優先したのだが、改めて”空の拳銃”を非難されたことで、悩まざるを得なかった。そんな石塚刑事に島刑事(小野寺 昭)は、その事を恋人が知ったらどう思うかと言われ、ショックを受ける。また山村刑事(露口 茂)には、人を傷つけたくない気持ちは解るが、自分の命をもっと大切にしろと言われる。

事件の目撃者を探す刑事たちだが、犯人の顔をはっきり見たものがいなく捜査は難航していた。昨日のデートをすっぽかしたお詫びをするべく昼休みに美智代を呼び出した石塚刑事は、美智代から思いも寄らぬことを聞く。美智代は事件の時に待ち合わせのレストランで、石塚刑事に拳銃を向ける犯人の横顔と、その右手に光る指輪を目撃していたのだ。

署に戻り、その事を報告をした石塚刑事に藤堂係長(石原裕次郎)は、拳銃の弾を差し出した。しかし石塚刑事は頑としてその事を拒み、自分の気持ち・考えを藤堂係長に訴え、藤堂係長も石塚刑事の信念に打たれ、差し出した弾丸を机の引出に閉まった。

意識を回復した警官は、一生歩けない身体になっていた。彼を見舞い署に戻った石塚刑事は、釈放されていく男の右手に大きな指輪が光っているのを見て直感が働き、尾行を開始した。その報告で男の身辺捜査を行っていくうち、男が犯人であることが確実になってきた。唯一の目撃者である美智代に確認させる為、美智代をつれて男の所に向かった石塚刑事だが、男は何処かに姿を消してしまった。

車に美智代を残し捜し出した犯人と向き合う石塚刑事。そして再び逃げ出す男。そして逃げる男はその途中、美智代の姿に気づき、美智代を人質に取った。