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新米刑事のテキサス(勝野 洋)に管轄区域を空から見せようと、藤堂係長(故 石原裕次郎)は警視庁のヘリコプターを手配した。石塚刑事(竜 雷太)は嫌がるテキサスを無理矢理乗せた。でっかい図体のテキサス、実は高所恐怖症だったのだ。 だがテキサスはとこでとんでもないものを発見してしまった。あるビルの広告塔の影に、首つりの自殺死体があったのだ。ところが死体からは特殊な麻酔薬が検出され、他殺の疑いが濃くなった。続いて被害者の妻が殺された上、自宅の押入れからは高性能な無線機が発見された。 そんな中、署長に呼び出された藤堂係長は捜査の打ち切りを指示された。命令を拒んだ藤堂係長だが、どうやら国際的スパイ事件がからんでいるらしい。 山村刑事(露口 茂)と一緒に現場検証をしていたテキサスは、近くのビルから何者かが一部始終を見守っているところを発見する。二人が突き止めたのは、あるビルの屋上にプレハブの小屋を建て住んでいる、老浮浪者の高森だった。 空き巣、窃盗、置き引き、ノゾキ等々ケチな事件ばかりの前科者で、今は近所のポリバケツをあさっては生計を立て望遠鏡で近所隣を覗くのが唯一の楽しみという男だが、どうやらあの殺人事件を目撃していたようだ。殺人現場を目撃していた事を犯人が知っているとしたら・・・。 テキサスは高森の警護のため彼のプレハブに住込み生活を共にするが、高森がかつて妻子を捨てて蒸発していた事、胃ガンで余命幾ばくも無い事を知り、古い写真を頼りに彼の娘を捜し出す。しかしその娘は、今更行方不明の父には会いたくないと、面会を拒絶した。そんなテキサスの行動に、頑なに警察への協力を拒んでいた高森はほだされ、犯人の一人に事件を目撃していた事を臭わせて、ある地下駐車場へ一味を誘い出すのに成功した。 駆けつけるテキサス。高森は自分自身の命と引換えに、犯人を閉じ込めるべく、出口のシャッターを降ろした。 |
この作品ではテキサスの主演ながら、山さんもポイントを握る役どころで助演を果たしているが、実はこれも「太陽にほえろ!」、新人刑事登場直後の初期のお決まりのパターンである。 マカロニ刑事登場直後の「第2話=時限爆弾街に消える」、またジーパン刑事登場直後の「第54話=汚れなき刑事魂」でも山さんがしっかり脇を固めている。 |