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射撃練習場からの帰り道、常東銀行・新宿支店の前を通り掛かったシンコ(関根 恵子)は、銀行の様子が不自然な事に気がついた。3時の閉店の時間を過ぎているにも係わらずシャッターも閉められていなく、店頭には人っ子一人誰もいないからだ。シンコは運転していたジーパン(松田 優作)に車を停車させ、中の様子を見てくるという。 その時、銀行の警報ベルが鳴り響き、覆面を被った二人組みの男が銀行から飛び出してきた。ジーパンはシンコに署へ連絡するよう指示をすると銀行へ向かって走っていったが、銀行強盗犯は目の前に停車してあった車に飛び乗り走り出していった。向かってくる車を避けたジーパン。その直後、逃走する車の前に一人の女の子が飛び出してきて、車は女の子を撥ね飛ばし逃走を続けた。 事故に気付いたシンコは女の子に駆け寄りジーパンを呼んだがジーパンは気付かない。ジーパンは車に飛び乗ると犯人を追って車を走らせていった。 逃走する犯人たちは追ってくるジーパンの車に向かって拳銃を乱射、それでもジーパンの車は犯人を追い詰める。犯人の車は走行中の軌道を外し電信柱に激突した。助手席の男はその事故で即死したが、運転をしていた男は事故を起した車から逃走、住宅街へと消えていった。 事故現場に駆けつけた石塚刑事(竜 雷太)に、女の子が車にはねられた事を気付かなかったか尋ねられたジーパンであったが、ジーパンはまったく気付いていなかった。ジーパンは慌てて女の子が運ばれた病院に向かったが、女の子は既に死亡、出血多量死によるものだった。そんなジーパンはシンコは平手打ちをし、もしあの時、自分達の車で運んでいたら女のは助かっていたかも知れないとジーパンを批難した。 ジーパンは落込み自分を責めた。自分を責めて屋台で酒をあおるジーパンに藤堂係長(故 石原裕次郎)は、「自分を責めて振向いている場合じゃない、こんな時間にも先輩刑事たちは走り回っているんだ。猟犬になれジーパン!。」と厳しくも強く励ますのだった。 捜査はなかなか進展せず混迷を極めた。藤堂係長は、女の子の事故以来絶縁状態にあるジーパンとシンコに組んで捜査するよう指示をした。一方、山村刑事(露口 茂)はタレコミ屋から梶田という男の存在を知った。梶田は一匹狼であるが、何かことをおこす時には身も知らず男を見つけてきて悪事を働く男である。また同じ頃ジーパンは、死んだ男は特定の住所を持たず新宿西口公園をネグラにしているフーテンで、事件の前に誰からか誘われていたという情報を掴んでいた。ジーパンは自らがオトリとなって、新宿西口公園に泊まり込み、主犯が現われるのを待つ事にした。 ジーパンから指示されるままジーパンの拳銃や手錠を持ち帰ったシンコは藤堂係長に事情を説明、そんなシンコに藤堂係長は、ジーパンとの連絡係としてジーパンに張り付くよう指示をする。その時始めてシンコは、ジーパンがまったく女の子の事故に気付いていなことを知るのだった。また相手の懐に飛込もうとするジーパンだがジーパンは相手の顔を知らない、しかし追跡したジーパンの顔を相手は知っている。藤堂係長はジーパンの身を守る為にも、ジーパンの後ろ盾になれとシンコに指示するのだった。 数日が過ぎ、ジーパンの前に梶田の仲間が現われた。誘われるまま相手のアジトに乗り込む事に成功したジーパンであったが、そこにいた梶田はやはりジーパンを覚えていた。ジーパンに危機が迫る。追跡したいたシンコは単身、梶田がアジトとしているバーに乗り込んでいったが・・・。 |