|
野崎刑事(下川辰平)と石塚刑事(竜 雷太)が麻薬の取引現場を押さえるため川原で張込みを続けていた時、突然、近くのボート小屋が爆発、二人は危なく命を落とすところだった。二人は過去に自分が逮捕した犯人たちからの縁懇説、また他の刑事たちはダイナマイトの出所などを調べた。 ジーパン(故 松田優作)の聞きつけてきたところでは、昨日、本庁に野崎刑事の事を問い合わせてきた者がいるという。どうやら野崎刑事を狙っているらしい。 それからしばらくたったある日、野崎刑事に思いがけぬ話が転がり込んだ。23年前巡査時代の野崎刑事が面倒を見たことのある実業家の高畠が、事業を処分をした財産のうち20億円を恩人の野崎刑事に贈るというのだ。突然舞い込んだシンデレラのような話に、野崎刑事は同様が隠せなかった。 しかしその高畠には道楽息子が一人いて、高畠が決めた相続内容を快く思っていない。遺産相続はもめそうな気配だ。藤堂係長(故 石原裕次郎)は、昨日のダイナマイト爆発事故と今回の遺産問題が関係あるのではないかと、刑事たちに高畠の関係者たちの調査を指示した。 野崎刑事と石塚刑事が高畠にあっている間、二人の覆面車の中に時限装置つきのダイナマイトが仕掛けられていた。二人が気づいたときは爆発寸前、分解する暇はない。二人はあわてて車を人気の無い所へ移動させようとした。その様子を陰からじっと見つめる一人の男がいた。 一番に疑いがかかるのは息子の信一ではある。藤堂係長と山村刑事(露口 茂)は、だからこそ信一以外のもので野崎刑事の相続を妬ましく思っているものがいると判断。そして高畠には以前、認知を迫られていた息子がいたことが判明した。しかしその息子は自分の父親が高畠であることも知らない様子で、益々犯人は信一に絞られていった。 そんな中、信一を見張っていた石塚刑事は喫茶店で、ひょんな事から信一あての電話をとった。相手の男は電話の向こうで、「明日、野崎刑事を殺す。」というのだった。 |