第80話  「女として、刑事として」





三人組の強盗が商事会社を襲い、ガードマン二人を射殺、現金九千万円を奪ってし逃走した。現場に急行した刑事達は逃げたばかり犯人を追うが、ビルの周りを見まわっていたシンコ(関根 恵子)は偶然に覆面を被った犯人と遭遇、その異様な犯人達の姿に驚き茫然として動く事が出来ずに逃がしてしまう。

女が刑事を勤めるのは無理なのか、シンコは刑事としての責任を感じ、激しいショックを受ける。そんなシンコを勇気づけたのはジーパン(故 松田優作)だった。そんな中、逃走する犯人を目撃したシンコの証言で作られたモンタージュ写真から、犯人の一人は商事会社の元運転手だった中村功次と判明した。刑事たちは中村を探しに街に捜査へ出る。藤堂係長はシンコに待機を命じる。さらにショックを受け落込みシンコ。そのシンコが受けた電話はタレコミの電話だった。一人で出かけたシンコは街で中村を発見、中村を追いつめたシンコに中村は拳銃を向けた。そして中村の放った銃弾は、シンコを追ってきたジーパンの左腕を撃ちぬいた。

犯人の中村にはガソリンスタンドに勤める田宮ゆかりという恋人がいた。山村刑事(露口 茂)らはゆかりの身辺を洗うが、ゆかりには中村と連絡を取っている様子が無かった。しかしシンコは女のカンからゆかりが中村と関係があると睨み、藤堂係長(石原裕次郎)にゆかりの捜査をさせて欲しいと願い出た。密かにゆかりを張り込み続けるシンコ。そしてついに二人が接触した所を突き止めたが・・・。