第50話    「俺の故郷は東京だ!」





夜勤明けで署を出ようとしていたマカロニ(萩原 健一)に、玄関で見張りをしていた警察官が声を掛けた。「詳しくはこの刑事さんに相談してみなさい。」警察官の後ろにいたカップルにそう言うと、警察官はマカロニに二人を渡した。自分達が暮らしているアパートで人が死んでいるとの相談に、一係はさっそく捜査を開始した。

殺されていた男は ひろし といって、相談に来た三郎や明子とともに、そのアパートに暮らしていた同郷の仲間だと言う。三人は田舎から東京に出てきて、一緒に暮らしていたのだと。殺害時刻は前日の午後10時ごろ。念のため発見者である三郎のアリバイを確認する為、スナックのバーテンである同郷の先輩を訪ねたマカロニと明子。しかしその先輩は、三郎と会っていたのは8時ごろであると返答した。その先輩の証言に怒り、店を飛び出した明子。直後、明子は二人組みの男達に、車で拉致されてしまう。偶然マカロニ達を発見し、店の外で見守っていた島刑事(小野寺 昭)によって明子は助け出されるが、男達には逃げられてしまう。

ひろしの近辺捜査を開始した一係だが、ひろしの評判はすこぶる悪かった。ひろしは人の弱みに付け込んで出世や、金銭を要求していたらしい。そのひろしの手帳に、ひろしの勤務するレコード会社の息子を表わすイニシャルが記載されていた。ひろしは出世の為にその息子に近づき、その息子の指示で、バーテンの先輩の店にある覚醒剤を盗み出していた。

(うら ばなし)

この回のゲスト出演は、坂口良子。マカロニ殉職話前、最後の活躍編での登場。

後に二人は「前略、おふくろ様」で共演する事になる。萩原健一が坂口良子を呼ぶ先の台詞「カスミちゃーん」が懐かしいですね