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焼き芋買いの使いっぱしりに出たマカロニ(萩原健一)は、七曲署の入り口で男達に絡まれている一人の女性に遭遇、男達を追い払った。署の入り口をうろうろしていたその女性に用件を尋ねたが、女性は何も無いと言う。女性の身を案じたマカロニはその女性の後をつけ、自宅アパートに帰ったのを見届けた。表札に掛かった名前は深道弓子。マカロニが署に帰ろうとしたその時、弓子の部屋から悲鳴が上がった。マカロニは慌てて弓子の部屋に飛び込むが、弓子は何者かに首を絞められ、弓子を襲った相手はすでに逃走した後であった。 事件の状況を聞いた藤堂係長(故 石原裕次郎)は、マカロニに弓子のガードを命じた。弓子が勤務中は、会社の外で弓子を待つマカロニであったが、退社時間を過ぎても弓子が出てこない。同僚の従業員に尋ねると、屋上に上がっていったとの事。非常階段を急いで駆け上がるマカロニ。そして屋上では弓子が女性ともみ合っていた。そしてもみ合う中、マカロニの目の前でその女性は、屋上から転落、死亡した。死亡した女性は野田小夜子。以前、弓子が住んでいたマンションの隣に住む住人で、婚約者を寝て取られたと弓子を逆恨みして弓子の会社に訪ねて来たらしい。 最初に弓子を襲ったのは男性。再び弓子は襲われる可能性が有る。藤堂係長は弓子のアパートの向かい側にあるアパートの2階に部屋を借り、マカロニに24時間弓子を監視をするよう命じた。そしてその夜、マカロニの部屋に設置された弓子の部屋と接続されている防犯用のインターホンが鳴った。呼びかけるマカロニに弓子からの返答が無い。弓子の部屋に飛び込むマカロニだが、後ろから何者かに殴られ気を失ってしまう。マカロニが目をさめると弓子と男が倒れていた。男は死んだ野田小夜子の婚約者で、弓子に無理心中を計ろうと毒物を飲ませ、自らも毒物を飲んだと言う。 弓子の一命は取りとめたものの、結局、男は死んだ。しかし山村刑事(露口 茂)の聞いてきた病院の検死報告で、事件は思わぬ方向に展開していく。検死の結果、男が毒物を飲んだ時刻は、弓子が飲まされる1時間前であったからだ。 |
美しき殺人犯、深道弓子を演じたのは、小泉一十三。ストーリー中ではマカロニ刑事が弓子にお熱を上げるのだが、実生活でもこの共演をきっかけにして、二人は結婚した。……後に離婚 |
| マカロニ刑事の手前に写っているのは、後に殉職したマカロニ刑事の後任、ジーパン刑事として登場する松田優作。
番組の1年を機に、殉職を希望していた萩原健一の意向に添い、番組が松田優作の採用を前に、パイロット出演させたのがこの作品。役柄は障害者施設の職員役でした。 また、マカロニの後任を探していた番組に、松田優作を紹介したのが当時、「飛び出せ青春」の熱血教師役で一世を風靡していた、村野武範。なぜ村野が松田優作を推薦したのか?。 同じ劇団の先輩・後輩の仲であったのはもちろんであるが、実は賭け麻雀に負けた村野が、優作との約束を果たしただけの事だったようだ。 |