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父親の宗吉が朝帰りでカンカンのシンコ(関根 恵子)が七曲署に出勤すると、一年前にスーパーの売上金を奪った罪でシンコが補導した少年藤沢潔が、少年院を脱走して逃げ出したという。少年院では模範生と聞いていただけにシンコは信じられなかった。潔はその模範生ぶりからあと2ヵ月で出所が決まっていたのだ。 少年院での決まりでは、たとえ脱走しても48時間以内に少年院に戻ればその罪は逃れられ、先に決まっていた2ヶ月後の出所は認められる。シンコは潔の立ちまわりそうな場所を一人で捜査し、潔を発見した。ところが潔は特に逃回る訳でもなく、48時間以内の明日の晩までには少年院に自ら戻るつもりだと言う。 潔は48時間の自由を楽しみたいのだと。ほっといてくれと言うそんな潔に、シンコはその時間一杯まで付き合うと言う。付きまとうシンコに潔は様々なイヤガラセをして楽しむが、シンコはめげずに潔のわがままに付き合うのだった。そんなシンコは一係に潔といる事を報告すると自己流を主張し、潔を必ず時間までに少年院へ連れて戻るという。 夜になりシンコは潔を自宅に招いた。藤堂係長(故 石原裕次郎)から事情を聞いていた父の宗吉は、娘・シンコの行動を信じて、迎えに来た少年院の監察官をも追い返し、シンコをを応援するのだった。 翌日、潔は徐々に自分のことについて話を始めた。2年前にビルの工事現場の落下事故で父親が死んだ事や、それがキッカケで自分の家庭が崩壊した事。そして向かったのは、今は再婚して幸せに暮らしている母親の家であった。潔は母親にいつも子供の頃作ってもらっていた煮物が食べたいという。しかし今では実の息子の潔の存在をうざったく思っている母親の、潔への態度は冷たかった。 おちこんだ潔を慰めるため、シンコは潔をつれて一日中遊びまわった。そろそろ期限の48時間が迫ってきて少年院へ返ろうとしたその時、偶然警察官に追われていた殺人犯・岩田と出くわし、シンコは岩田の人質になってしまった。 潔に時間まで少年院へ戻れというシンコに、潔は世話になったシンコを救い出そうとする。 |